日記というのは、ごく、個人的に楽しむのがいい。
日記とブログはある種別物だ。
私はその辺のことを履き違えていたのだと思う。
ブログは第三者との交流が時々行われるから、日常でのことは書くべきではないし、
書体も丁寧でなければならない。今はそう思う。


過去に書いたブログの記事を一つ一つ消していった。
「過去を消す」といった感傷的な気持ちからではなく、単に消しかたがわからなかっただけだが。
その当時の自分、今となっては誰よりも嫌いな人間。
甘ったれで怠惰で事なかれ主義。目標もなく行き当たりばったりで世間知らずな人間。
そんな人間がオブラートに包もうともせず、他者への羨望と嫉妬と優越感をただ散漫に書き散らしている。
当時書いた文章を読むと腹が立つ。
人に自分の発言がどう伝わるか判断も出来ない子供。
ただの糞餓鬼。



今は違う、と断言できるわけでもない。
むしろ現在進行形で糞餓鬼のままな気がする。
内心を吐露するときは出来るだけ丁寧にしようと思う。